ユーザーがクリックするだけで報酬が発生するアドセンスと、ユーザーの購買やお問い合わせなど、成果報酬のASPアフィリエイトどっちがいいか問題について考えたいと思います。
アフィリエイト収益は何できまるのか
クリック報酬(アドセンス):流入数×CTR×単価=収益
成果報酬(ASPアフィリエイトの場合):流入数×CTR×CVR×単価=収益
アドセンスの場合、クリックするだけで報酬になりますが、ASPの場合には、もうひとつ変数が加わります。
CVR=成約率です。
CVRは広告主のLPのできにも左右されます。また成果地点が、無料の資料請求の場合と、申し込み完了だとハードルの高さがことなり、後者の方がより困難になります。
大きな売り上げを出すには、それぞれの変数を大きくする必要があります。
アドセンスとASPどっちがいいのか。単価を考える
アドセンス単価:10円~20円
ASP単価:自分で選べる(~50,000程度)
アドセンスで一定稼ぐには、相当な流入数が必要です。ただ、単価が安い分上位表示が簡単で流入は稼ぎやすいです。
「ASPは単価が高くていいじゃないか!」と思うかもしれませんが、単価が高ければ高いほど、全身全霊で凄腕の法人プレーヤーがやります。
すき間を狙って戦略を立てないとあかんです。
アドセンスは実際どうなん?

私がアドセンスをはじめてやったときの履歴です。このときは今よりクリック単価が高かったはずです。
一番上に2019年1月のときは、100万PVくらいはあったと思います。
つまり1PVで0.51円!めっちゃ流入がないと厳しいのです。
また新規でドメインをとってから、クローラーちゃんが活発に巡回してくれるまで少し時間がかかるため、どれだけ頑張っても全然上位がとれず、モチベを保つのが難しい人もいるかもしれません。
属に「エイジングフィルタ」などといいます。しかし、時間をかけて数の暴力で記事をリリースし、メンテをしていけば安定した収入源になります。
ボリュームキーワードでの横展開や、Amazon楽天などの合わせ技を駆使することで、超大金を狙わなければ相当な安定資産にはなりえます。
しかし、そこまでに到達するには、知恵と工夫とエンジニア力(極限の自動化)、もしくは資金力(人にやってもらう場合)、自力でページを作成する場合には時間を吸い取られてもいい覚悟、修行僧にならないといけません。
金で解決しても経験がないとうまいことやるのは難しいかもです。
効率化を工夫しつつ、自力でページ作成しながらコツをつかむのがいいかもしれません。
ASPアフィエイト
ASPアフィリエイトですが、これは本当にセンス次第です。SEOでということでまず検索結果で上位表示できる案件なのかどうかが重要です。
成果が発生するには、悩みが強く、上から下までユーザーが見るようなキーワードならいざ知らず、広告を含めて5位くらいには表示されないと閲覧すらされないこともあるため、上位表示できるキーワードなのかが肝です。
キーワードやジャンル案件選定については後日別のコンテンツを用意しますが、キーワードや案件がうまく選べて上位表示できたとしましょう。(ただめっちゃコツを抑える必要はあります。)
最近実験してみた結果では、超新規ドメインで公開から1ヶ月半の記事が、ここ1週間で1万円ほど発生していました。
その流入数は29なので、キーワード選びによってどれだけ少なくてもボチボチ数字になるかおわかりいただけるかと。
ただし、この戦略は小金稼ぎにしかなりません。ASP案件を絡めて50万円とか、まとまって稼ぐには戦略が必要です。
毎月何百万円も稼ぐ人はなにをやっているの?
アドセンスの場合
とにかくボリュームジャンルをとことん、数で攻めることです。物量とジャンル選定のセンスは必要です。
ASPの場合
何百万円も稼ぐには、ジャンルのエンティティを満たすドメインが必要です。
自分が美容皮膚科をしていて、美容ジャンルをサブディレでやれば、順位取得が期待できます。
一般的には難しいでしょう。
サブディレを借りたりする以外では、協力者を得て50万円のサイトを複数作成するか、中古ドメインのローテをすることが一般的かもしれません。
中古ドメインは、サイトが変わったことがわかるなどのきっかけで、被リンクが外されてしまい、購入当初の強さがリセットされます。
そのたびに新しい強い中古ドメインに同じコンテンツを載せ替えて301リダイレクトをしていく、ヤドカリ作戦があります。
参考まで。
結局どっちがいいの?
どっちとも言えませんが、
- ASPを少しやってみてアドセンスをガチる
- 覚悟を決めてアドセンスをガチる
- 戦略的に覚悟を決めてASPアフィリエイトをガチる
- 両方まぜる(おすすめかも)
どれかですね。いずれにしても、月数万円くらいなら、コツをつかめば途切れなく売り上げが出せます。
大きくいきたい場合には、覚悟が必要なのです。